診療に関わる諸費用に関して

診療にかかわる費用に関して

保険診療

保険診療(3割負担の場合)でのおおよその自己負担金額は初診2500円、再診1500円です。(20歳未満で初診から1年間は初診3100円、再診2000円)。処方箋の有無、指定医の有無、診察時間等で多少変わります。
ただし、多くの市町村で18歳までの子ども、ひとり親家庭や、障害者(療育手帳、精神保健福祉手帳の級による)は、福祉医療制度が使えるため自己負担が一回500円などですみます(さらに戻る場合もあり)。

公費負担


当院は生活保護法、自立支援医療制度の指定医療機関です。
継続的な定期診療となる場合(重度かつ継続)には、市町村への診断書の提出で自立支援医療制度(自己負担分の一部または全部が公費負担)が使える場合があります。公費負担の利用条件や負担率や自己負担上限は診断、保険、所得、市町村により異なりますのでご確認ご相談ください。

診断書料

健康保険からの傷病手当金の診断書は医師の指示に基づき当院へ通院し治療をした期間の証明しかできません。(傷病手当金の診断書料は保険適応です)

診断書の料金は全国一律ではなく医療機関ごとに独自に設定されるものです。
作成にかかわる手間や、周辺の医療機関の相場を参照して当院では以下のように設定させていただいおります。障害年金の初回に関しては申請や申立書作成のアドバイスやお手伝いなどもさせていただいております。

診断書の交付に関しては診察時に医師にご相談ください。
(医師法19条2項により医師は「患者から依頼があった場合には正当な事由がない限り診断書作成を拒否できない」と規定されています。 また、医師法第20条では、「医師は自ら診察しないで診断書を交付してはならない。」 と規定されています。診断書の内容に関しては医師に一任されており患者さんが指定することはできません。)

クリニック様式の診断書など受診時に作成できるものもありますが、手帳や年金などの初回の診断書はお申込みいただいてからお時間をいただく場合があります。


特に記載要項が多岐に渡り複雑な障害年金の診断書(初回)は、初診日証明の写し、申立書の下書きなどもお預かりした上で初診日や受診歴などを確認しつつ作成させていただきます。

必要なら知能検査(WAISⅣ)や社会生活能力検査(VinalandⅡ)なども行います。

初診から継続的に当院を受診されている方、知的・発達障害で支援を受けてきた方が20歳時点での申請する際にはクリニックでケースワーカーが申立書作成のアドバイスやチェックなどのお手伝いさせていただいております。

当院以外にも様々な医療機関をかかってきた成人期の方が申請される場合、初診日が不明の場合など複雑なケースは年金申請のサポートをおこなっている専門社労士への相談や申請代行依頼もご検討ください。

障害年金申請に関しては以下の記事も御覧ください。


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